〜便利な暮らしの中で、身体が忘れていくもの〜
いつも感謝さまです!!
世間では、もう夏休みですね(^^♪
夏休みと聞くと、なんとなくワクワクしませんか?
子どもたちにとっては、学校から少し離れて、普段とは違う時間を過ごせる季節。
大人にとっても、子どもの頃の夏休みを思い出す、ちょっと特別な響きがあります。
でも最近、ふと思うことがあります。
今の子どもたちは、夏休みにどれくらい自然に触れているのだろうか?
もちろん、今は昔とは違います。
暑さも本当に危険なレベルですし、外で遊ぶにも安全面の心配があります。
エアコンの効いた部屋にいることも必要です。
スマホ、ゲーム、YouTubeも、今の時代には自然なものだと思います。
だから、それらを否定したいわけではありません。
ただ、便利な暮らしの中で、身体で自然を感じる時間が少しずつ減っているのではないか。
そんなことを考えました。
かく言う私も、若い頃はまったくそんなことを考えていませんでした(笑)
自然素材がいいとか、自然に触れると整うとか、人間も自然の一部だとか。
正直、若い頃はそこまで深く考えていませんでした。
でも、年齢を重ね、住宅の仕事を長く続け、IZANAGIという家づくりを考えるようになって、少しずつ思うようになりました。
やっぱり人間も自然の一部なんだなと。
だったら、自然に触れていた方が、本来の素のチカラが戻ってくるのではないか!
そんなふうに感じるようになったのです。

身体で覚えている夏の記憶
私自身、子どもが生まれてからは、よく秩父へ川遊びに連れて行きました(^^♪
企画・広報の谷さんが、その当時は、手作りカレーを持参してくれました(笑)
川の水は冷たくて、石はゴツゴツしていて、足元はちょっと痛い。
でも、それがまた気持ちいいんですよね!
今では危ないから閉鎖になってしまった場所もありますが、当時は崖の上から川へ飛び込むようなことも、子どもたちとよくやりました(笑)
今思うと、なかなかワイルドです。
でも、ああいう体験って、身体が覚えています。
冷たい水。
太陽の光。
濡れた石の感触。
川の音。
少し怖いけど、飛び込んだあとの爽快感。
子どもたちの笑い声。
便利でも快適でもないかもしれません。
でも、そこには確かに“生きている感覚”がありました。
便利さはありがたい。でも、それだけでいいのか
今の暮らしは、本当に便利です。
暑ければエアコン。
退屈ならスマホ。
調べものはすぐ検索。
移動しなくても動画で何でも見られる。
これはありがたいことです。
昔に戻りましょう、という話ではありません。
ただ、便利なものだけに囲まれていると、身体で感じる体験が減ってしまう気がします。
汗をかく。
風を感じる。
土に触れる。
水の冷たさに驚く。
木の匂いを感じる。
朝の光を浴びる。
自然の音を聞く。
こういう感覚は、頭で理解するものではありません。
身体で感じるものです。
そして、子どもの頃に身体で感じたことは、大人になってからもどこかに残っている気がします。
家の中でも、自然の感覚は取り戻せる
とはいえ、毎日、山や川や海へ行けるわけではありません。
特に今の夏は、本当に暑いです。
外で長時間遊ぶことが、かえって危険な日もあります。
だからこそ、家の中にも自然の感覚を取り入れることが大切なのではないかと思います。
素足で木の床を歩く。
朝の光を浴びる。
窓を開けて風を通す。
植物を置く。
漆喰の空気感に包まれる。
こうした小さなことでも、身体はちゃんと感じます。
木の床は、ただの床ではありません。
素足で歩いたときのぬくもりや、やわらかさがあります。
朝の光は、ただ部屋を明るくするだけではありません。
身体に「一日が始まるよ」と教えてくれます。
風は、ただ空気を動かすだけではありません。
家の中のよどみを抜き、気持ちまで軽くしてくれることがあります。
漆喰の壁は、ただの仕上げ材ではありません。
空気をやわらかくし、呼吸しやすい空間をつくってくれる。
私は、こういう“家の中の自然”が、これからますます大切になっていくと思っています。
子どもの感性を育てる家
子どもたちは、大人が思っている以上に敏感です。
言葉にはしなくても、空気感を感じています。
この家は落ち着く。
ここは気持ちいい。
この場所でゴロゴロしたい。
この床に寝転びたい。
この窓辺が好き。
そういう感覚は、子どもの心と身体に残っていくと思います。
家は、ただ雨風をしのぐ場所ではありません。
子どもの感性を育てる場所でもあります。
木に触れる。
光を感じる。
風を感じる。
空気を吸う。
季節を感じる。
それは、特別な教育ではないかもしれません。
でも、毎日の暮らしの中で自然を感じられることは、子どもにとって大きな財産になるのではないでしょうか?
IZANAGIが大切にしたいこと
IZANAGIでは、家をただの建物として見ていません。
家は、身体と心を整える場所。
外で頑張った自分が、素の自分に戻っていく場所。
そして、大人だけでなく、子どもにとっても、本来の感覚を思い出せる場所であってほしいと思っています。
自然に触れると、周波数が整う。
そんな言い方をすると、少しスピリチュアルに聞こえるかもしれません。
でも、山や川や海に行ったとき、神社の森に入ったとき、なんとなく心が静かになることがあります。
それは、理屈だけではなく、身体が自然に反応しているのだと思います。
木
土
水
風
太陽
こういうものは、人を本来の状態に戻してくれる存在なのかもしれません。
だからこそ、家の中にも自然の感覚を取り入れたい。
音響熟成木材の床に素足で触れる。
幻の漆喰の空気に包まれる。
朝の光が入り、風が抜け、呼吸が深くなる。
そんな家は、子どもにとっても、大人にとっても、自然の感覚を思い出す場所になると思っています。
最後に
便利な時代だからこそ、自然の感覚を忘れない。
これは、これからの暮らしにとても大切なことだと思います。
エアコンも必要です。
スマホもゲームも、今の時代には自然なものです。
無理に昔へ戻る必要はありません。
でも、それだけでは身体は満たされないのかもしれません。
子どもたちには、自然を身体で感じる時間を残してあげたい。
そして、大人である私たちも、自然に触れることで、本来の自分に戻っていく時間が必要なのだと思います。
家もまた、自然を感じる場所であってほしい。
木に触れ、光を浴び、風を感じ、深呼吸できる場所。
IZANAGIは、家の中で自然の感覚を思い出せる住まいをつくっていきたいと思っています。
がんばらない私に、戻る家。
それは、大人だけのものではなく、子どもたちの素のチカラを育てる場所でもあるのかもしれません。
感謝!!






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